鹿子木我塾
議論先導者: 鹿子木
康弘(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)

鹿子木 康弘(かなこぎ やすひろ)

大阪大学大学院人間科学研究科准教授。専門は発達科学。特に乳幼児の認知発達を専門とする。2012年,京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院総合文化研究科特任研究員,京都大学大学院教育学研究科特定助教,日本学術振興会特別研究員(NTTCS研),追手門学院大学心理学部准教授などを経て,2020年より現職。

 

道徳性の発達に関する諸問題

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乳幼児の道徳性の発達に関する実証的研究がここ15年で積みあげられてきているが,いまだ多くの謎が残されている。本講演では,私自身が行ってきた乳幼児の道徳性に関する研究やその他の知見を紹介しながら,①道徳性は生得的なもの(進化の中で獲得されたもの)なのか?②道徳性は発達とともに変容するのか?③道徳性を促進する適切な介入法とは何か?という3点について参加者と議論し,今後の方向性を探ってみたい。