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未来思考学会について

 未来に向けて、未知の問題や未解決の問題について思考することは、学術の発展において最も重要な取り組みです。しかしながら、その思考は多くの場合、学術分野という枠の中で行われてきており、学術分野を超えた幅広く深い思考を行う環境が十分に整っていませんでした。

 未来思考学会では、従来の学術領域の垣根を一切取り払い、研究者(学生・大学教員・企業研究者等)が学術分野に縛られない自由な視点で、未知の問題や未解決の問題について思考し、議論します。

 この未来思考会は、議論をリードする議論先導者を中心とした、複数の議論の場から構成されます。この議論の場は「我塾」と呼びますが、そこでは、議論先導者の独自の思考方法で議論が進められていきます。すなわち、我塾では学術分野や研究テーマで議論の場が構成されるのではなく、幅広く深い思考を先導する議論先導者を中心として、議論の場が構成されます。

 思考は単に仕事を身につけるための手段ではありません。人間が生きる目的そのものです。人工知能が発展して、人間の代わりに多くの仕事を担うようになればなるほど、人間は純粋に思考できるようになります。そして、我々を取り囲む未知の問題や未解決の問題は未だ非常に多く、むしろ以前よりも増えている可能性さえあります。

一般社団法人 未来思考学会
代表理事:石黒浩

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