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第1回高津我塾(2025年6月19日)
議論先導者:高津遥
《プロフィール》
大阪大学、大学院人間科学研究科、博士課程在籍。専門は教育工学。集団による創造的なアイデアの創出過程について研究しています。その傍ら、教育系NPO法人グローカル人材開発センターの特別研究員として、高校生から社会人までのワークショップの開発に従事。
《テーマ》
集団はどのようにコラボレーションすれば創造的なアイデアが生み出せるのか
《アブスト》
私たちは日常生活の中で、グループやチームで一緒に話し合い、創造的なアイデアを生み出そうとすることがあります。そこには、「三人寄れば文殊の知恵」ということわざが示すように、「一人では思いつかない優れたアイデアが、誰かと話し合ったり協力したりすれば生まれる」という期待があるでしょう。
しかし、実際には、そう簡単なことではありません。むしろ、うまくいかない可能性の方が高いことを示す研究結果も数多くあります。では、どうすればうまくいくのでしょうか。集団のコラボレーションにおいて、創造的なアイデアの創出につながる法則や原理はないのでしょうか。
今回は、問題解決・集団・協調などのキーワードに関連する創造性研究の理論をご紹介します。さらに、私が現在行っている研究についてもお話ししたいと思います。これらを通じて、皆さんと創造性研究の面白さや可能性を探っていければと思っています。
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