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石津我塾
議論先導者:石津智大(関西大学文学部心理学専修・心理学研究科教授)

石津智大(いしづともひろ)

ウィーン大学心理学部研究員,ロンドン大学ユニバーシティ校上級研究員などを経て2022年から現職.広島大学脳・こころ・感性科学研究センター客員教授兼任.神経美学・芸術認知科学が専門.感性の基礎研究を実社会の課題解決に応用する活動にも取り組んでいる.

 

感性と社会 石津我塾第2回(2023/07/27)

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神経美学は,認知神経科学の実験手法を利用して,脳のはたらきと美的感性(美醜,感動,崇高など)との関係や,認知プロセスや脳機能と芸術(作品の知覚,創造性,批評など)との関係を研究する学問です.美的感性や芸術体験は,感受しそれ自体を純粋に楽しむだけでなく,人間の行為や判断,他者との関係性に影響をあたえていることが報告されています.本回では,このような美的感性について経験科学的な研究を簡単に紹介し,参加者のみなさまとの議論を中心に行いたいと思います.

芸術,感性,脳とこころ 石津我塾第1回(2023/02/16)

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神経美学とは,認知神経科学の実験手法を利用して,脳のはたらきと美学的体験(美醜,感動,崇高など)との関係や,認知プロセスや脳機能と芸術的活動(作品の知覚,創造性,批評など)との関係を研究する学問分野です.心理学,神経科学,哲学,芸術,美術史学,福祉工学など多様な分野から研究者や実践家が参画する学際領域です.本回では,美醜などの美学的判断について神経美学の研究を簡単に紹介し,感性科学の基礎研究を実社会の問題解決へ架橋する視点を提供することで議論していきたいと思います.

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